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2006-09-29 ArtNo.38505
◆IOC、ハルディア石化投資地域にUS$32億投資準備
【コルカタ】Indian Oil Corporation Ltd(IOC)は27日、西ベンガル州政府傘下の西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)と、同州Haldiaに設けられる『石油・化学・石油化学投資地域(PCPIR:Petroleum, Chemicals and Petrochemicals Investment Regions)』のアンカー投資家を務めることに関する覚書を交換した。IOCは向こう5~8年間にPCPIRに1万5000クロー(US$32.05億)前後を投資する見通しだ。
ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが9月28日報じたところによると、IOCは1万ロー(US$21.37億)を投じてハルディアに年間原油処理能力1500万トンの製油所を建設するとともに、パラキシレン、ポリエステル、ポリマー、ベンゼン等を製造する下流部門施設を設ける。
IOCのS Behuria会長が覚書調印式後語ったところによると、同社は州政府と協力してPCPIRに国際化学企業を誘致する面でも積極的役割を担う。詳細プロジェクト報告書(DPR:detailed project report)が完成後、国際パートナーのハンティングを開始する。複数のビッグ・ネームをハルディアに誘致する必要がある。IOCは向こう6ヶ月間にケミカル・ハブ事業のロード・マップを作成する。
年産1500万トンの製油所への原料供給や製品出荷等の面ではパイプラインのみでは不十分で大型タンカーが寄港できる深水港施設を必要とする。深水港がなければ製油所を設けることはできないが、州政府はSagar Island付近に深水港を設けることを計画している。
IOCはハルディアの既存製油所の年間キャパシティーを600万トンから700万トンに拡張する工事に2000クロー(US$4.27億)を投資することを約束しており、またオリッサ州Paradipとハルディアを結ぶ原油パイプラインの建設に着手している。
西ベンガル州政府のSabyasachi Sen工業部次長によると、PCPIRを立ち上げるため、IOCと州政府の代表から成る合同調整委員会を組織する。『Acharya Prafulla Chandra Roy Nagar』と命名される予定のハルディアPCPIRはハルディア川両岸の250平方キロの地域をカバーし、ケミカル・ハブ、多目的経済特別区(multiproduct SEZ)、製薬SEZ、住宅区等を包含するが、ケミカル・ハブの建設からスタートする。西ベンガル州政府は既にインドネシアのSalim Groupと、後者がケミカル・ハブのアンカー・デベロッパーを務めることに関する合意書を取り交わしている。また建設が予定される深水港は喫水15メートル以上の船舶が寄港できるものになると言う。
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