NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2006-10-09 ArtNo.38550
◆新規鉄鋼計画6千万トン中僅か720万トンが離陸
【コルカタ】インドの鉄鋼メーカーは過去2、3年間に一連の新規鉄鋼プロジェクトを発表しており、全てがスケジュール通り実行されるなら2012年までに既存の3700万トンの年間鉄鋼製造能力に、6000万トンの年産能力を追加することになる。しかし実際にこれまでに離陸したのは合計年産能力720万トンのプロジェクト2件に過ぎない。
ビジネス・スタンダードが10月4日伝えたところによると、Tata Steel Ltd(TSL)はオリッサ州Jajpur県Kalinganagarに新日鐵の協力も得て年産600万トンの鉄鋼プラントを設ける計画で、Jindal Steel & Power Ltdは、Keonjhar県Deojharにやはり年産600万トンの鉄鋼プラントと選鉱プラントを設ける。両社は既に設備機器を発注しており、後者の発注額は2000クロー(US$4.27億)前後とされる。プロジェクト・コストの15~20%が投資された段階で鉄鉱山の割当が行われることから、設備機器発注の意味は大きい。
その他の大部分の企業は用地獲得プロセスの異なる段階にあり、ジャールカンド州政府は依然として立ち退き住民のリハビリテーション政策を発表していない。Tata Steel/JSW Steel/Jindal Steel & Power/Essar Steelは同州における候補地の選定を終え、リハビリテーション政策が発表されるのを待っている。Mittal Steelも候補地の選定を終えたもようで間もなく関係発表を行う見通しだ。Tata Steel/Jindal Stainless/Jindal Steel & Powerはオリッサ州における必要な土地の大部分を既に取得、Essar Steel筋は州政府が同社のプロジェクト用地の収用作業を進めているとしている。
地元農民や環境保護活動家の厳しい抵抗に直面、用地規模の縮小を強いられたPoscoは、数ヶ月計画が遅延、総理府に介入を求めている。
JSW Steelはオリッサ州に年産1000万トンの鉄鋼プラントを設けることを計画、カルナタカ州に新規鉄鋼プラントの建設を計画するIspat Industriesは州政府から土地取得の認可を取得した。
チャッティスガル州では、Tata SteelとEssar Steelが既に用地の選考を終えている。初歩的合意書が取り交わされて2年を経過したが、鉱山の割当は進捗を見ていない。
インド商工会議所協会(ACCII:Associated Chambers of Commerce and Industry)の報告によればインドの鉄鋼年産能力は2012年までに7500万トンに、2020年までに2億トンに達するが、こうした成長を維持するためには2035年までに125億トンの鉄鉱石を必要とする。2005-06年の鉄鉱石年産量は1億6500万トンで、内9000万トンが輸出された。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.