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2006-11-22 ArtNo.38744
◆Dell、スタッフ増員、来年上半期からPC製造開始
【ニューデリー】パーソナル・コンピューター(PC)メーカー、Dellは一両年内にインドにおけるスタッフを2万人に増員、2007年上半期までにタミールナド州Chennai工場でデスクトップ/ラップトップ/PC周辺機器を含む全ての製品の製造を開始する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが11月18/19/20日報じたところによると、DellのDick Hunter副社長(顧客支援担当)は17日催されたハリヤナ州Gurgaonにおける第4顧客コンタクト・センター開所式の席上、以上の方針を明らかにした。
Dellは今年9月タミールナド州政府と、Chennai近郊Sriperumbudurに280クロー(US$6224万)を投じて製造施設を設ける覚書を取り交わした。投資は2段階に分けて行われ、第1段階では140クロー(US$3112万)が投資される。先ず同社売上げの70%を占めるデスクトップPCの製造からスタートし、その後新製品を追加する。現在インドにおける顧客への納期は12日だが、インドにおける製造が開始されると3-5日に短縮される。
インドPC市場は昨年度の540万ユニットから2年内に900万ユニットに拡大するものと見られる。Dellの過去4四半期のインド売上げは前年比40%増の2億7000万米ドルを記録、最近の四半期に限ってはユニット販売で83%、販売額で63%の伸びを見た。Dellは法人セグメントについては45%のシェアを占めている。
Gurgaonに設けられた3000人収容可能な30万平方フィートの新センターには、目下800人が勤務しているが、今年末までに1000人に増員される。同社は世界的に顧客支援サービスに年間1億5000万米ドルを投資する方針だ。Dellは現在インドに1万3000人のスタッフを擁するが、これも一両年内に2万人に増員される。
全世界に25の顧客支援センターを擁するDellは今年4月以来Gurgaonに設けた臨時施設から米国/欧州の顧客に対するサポートを行って来た。同社は2001年にカルナタカ州Bangaloreにインドにおける最初のカスタマー・エクスピアリアンス・センター(CEC)を設けた。その後2003年にアンドラプラデシュ州Hyderabad、2005年にチェンナイにCECを増設した。これらのセンターは、今や販売/技術支援/顧客管理/電子メール支援/社内の各部門に対する国際金融サービスを手掛けるビジネスの中枢に成長していると言う。
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