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2006-12-04 ArtNo.38793
◆ホンダのパーツ・ビジネス子会社の操業開始
【ニューデリー】ホンダ・グループのインドにおけるパーツ・ビジネスを一括管理する完全出資子会社Honda Motor India Pvt Ltd (HMI)が操業を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが12月2日、ホンダのステートメントを引用し報じたところによると、ウッタルプラデシュ州Greater Noidaに本部を置く当初資本金15クロー(US$333万)のHMIは2007-08年に売上げ180クロー(US$4000万)を見込んでいる。Honda Siel Cars India(HSCI)のMasahiro Takedagawa社長兼CEO(HHML-Additional Director)が新会社の社長兼CEOを兼務する。
HMIの設立はホンダのインドにおけるスペア・パーツ業務を強化・統合するための戦略の一部を成しているが、目下のところホンダのインドにおける最大の合弁会社Hero Honda Motors Ltd(HHML)は、同アレンジに参加していない。
業界筋によると、HMIは第1段階としてスペア・パーツの購買面における協働化を図り、その後他の部門にまで協力を拡大する見通しだ。HMIは先ずHSCIのパーツ・ビジネスを引き継ぎ、徐々にHonda Siel Power ProductsとHonda Motorcycles & Scooters India Ltdのパーツ業務も引き受ける。そしてHHMLに関しても将来同様なアレンジを検討するものと見られる。
エコノミック・タイムズが2日伝えたところによると、Heroグループを率いるMunjal一族は、パートナーのホンダが国内のスペア・パーツ・ビジネスを新会社HMIに統合することに不満を抱いているようだ。
HMIはグループのスペア・パーツ、情報技術(IT)、グループ内通信業務を手掛けるために2006年7月に設立された。
HMIはインドにおけるグループ企業4社の納入業者からスペア・パーツを一括購買し、これら4社の販売業者に供給するトレーディング・ビジネスを手掛けるものと見られる。
HHMLのPawan Kant Munjal重役(MD)は1日、「HHMLはHMIとの協力に関してホンダと協議しておらず、今のところそのような計画(HMIとの協力)はない。HHMLのスペア・パーツ・ビジネスは繁盛しており、うまく行っている」と語った。
HHMLはHMI設立に対する同意書(no-objection certificate)をホンダに提出しており、この時点でMunjal一族が不同意を表明したことは驚きをもって迎えられている。
HMIのNK Goila取締役は「HHMLはホンダにとって最も成功した合弁事業であり、両社間のことは何にしろ相互の了解の下に進められる。もしHeroがHMIへの参加に何らかのメリットがあると考えたなら何時でも参加できる」と語った。
HMIのTakedagawa社長は「HMIは、あるいはHHMLのスペア・パーツ・ビジネスを手掛けるかも知れない。我々はグループ企業間の協働のメリットに注目しており、徐々に別会社に統合して行く」と語った。
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