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2006-12-18 ArtNo.38856
◆10月の工業生産指数伸び率6.2%に失速
【ニューデリー】インドの工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)は10月に6.2%の伸びを見たが、前年同期の9.8%、前月(2006/9)の11.4%を下回り、今会計年度に入って以来最低の伸びになった。IIPは7月には今会計年度に入って以来最高の12.4%を記録した。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが12月13日、中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)の発表を引用し報じたところによると、10月の製造部門の伸びは6%と、昨年同月の10.9%、前月の12%を大きく下回り、消費の伸び鈍化を背景に過去3年間にわたった高度成長に陰りが生じた。しかし電力部門の伸びは9.7%(7.7%)、鉱業部門は4%(-0.1%)と、何れも昨年同期の伸び(括弧内の数字)を上回った。前月の伸びは電力部門は4%、鉱業部門は-1.8%だった。
用途に基づく分類(use-based classification)によれば、10月の伸び率は耐久消費財部門が2.4%(16.4%)、非耐久消費財部門が-0.4%(14%)、消費財部門が0.5%(14.6%)、基本財部門が9.9%(7%)、中間財部門が8.1%、資本財部門が8.2%(24.3%)と、全般に昨年同月を下回った。
全国産業分類(national industrial classification)主要17業種の中14業種が10月にプラス成長を記録した。金属製品が25.6%と最高の伸びを記録、基礎金属/合金の20.8%、非金属鉱物の12.5%がこれに続いた。しかしいわゆるその他の製造業は-17.2%、食品は-9.7%、皮革は-8.3%と振るわなかった。
今年初7ヶ月(2006/4-10)のIIP成長率は10.3%と、昨年同期の8.6%を依然上回っている。年初7ヶ月の製造部門の伸びは11.2%(9.7%)、電力部門は7.1%(5.2%)、鉱業部門は3.4%(0.9%)だった。
CSOの発表を受けてボンベイ証取(BSE)センシチブ指数(SENSEX)は急降下したが、エコノミストらは経済成長鈍化の兆しとは見ていない。とは言え、中央銀行Reserve Bank of India(RBI)が来月金利を引き上げる可能性は遠のいたものと予想されている。
Birla Sunlife Asset Management Coムンバイ事務所のNavneet Munot氏は「中央銀行は流動性引き締めの目標を達成した。経済成長は次の2四半期も現在の成長レベルを維持するものの、その後は7.5~8%のレベルに落ち着くものと見られる」と語った。
中央銀行は過去5ヶ月政策金利(reverse repo rate)を引き上げ、市場の過剰流動性を吸収、インフレの抑制に努めて来た。中央銀行は、経済成長を維持しながらインフレを抑制する狙いから、10月31日に発表した最新通貨政策において公定歩合(Bank Rate)を維持する一方、今年に入って以来4度目の買戻し条件付財務証券売却レート(repurchase rate)即ち翌日決済中央銀行貸出金利(overnight bank lending rate)の引き上げを行った。
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