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2006-12-22 ArtNo.38873
◆JSW Steel、年産200万トンの鋼帯工場計画
【ムンバイ】Sajjan Jindal氏に率いられるJSW Steel Ltd(JSL)は、2000クロー(US$4.46億)を投じ、カルナタカ州の既存工場付近に年産200万トンの熱間圧延鋼帯製造施設を設けることを検討している。
エコノミック・タイムズが12月21日、JSLのSeshagiri Rao財務担当取締役の言として報じたところによると、JSLは新施設を通じスラブを高付加価値製品に転換する計画だ。JSLは現在年間100万トンのスラブを製造しているが、目下進めている拡張計画が次期会計年度末までに完成すると、別に100万トンのスラブ製造能力が追加される。
必要経費は借入1200クロー(US$2.67億)と内部余剰金で賄う。現在JSLは国内亜鉛鍍金鋼市場の14%、熱間圧延鋼市場の12%のシェアを握っている。生産した亜鉛鍍金鋼は主に輸出、30%のみを国内市場に供給している。
JSLの年産能力は今年初に380万トンに拡大した。この内100万トンがスラブで占められている。同社は2008年までに年間キャパシティーを680万トンに、2010年までに1000万トンに、それぞれ拡大することを目指している。JSLはこれ以前にジャールカンド州とオリッサ州に新製鉄所を設ける計画を発表、西ベンガル州にも同様の施設を設けることを検討している。
アナリストによると、鉄鋼メーカーはこれまで通常インド国内でスラブを製造、欧州等の消費地で付加価値製品に加工する戦略を採用して来た。しかしTata SteelがCorusを、Mittal SteelがArcelorを、それぞれ買収する中で、欧州における製鋼施設の買収は最早採算が望めなくなった。このためJSLは海外における企業買収計画をスローダウンし、国内における付加価値製品の生産拡大に戦略をシフトしたものと見られる。
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