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2007-01-12 ArtNo.38908
◆Indian Gasohol、ビハール州にUS$30.6億投資
【ニューデリー】タミールナド州拠点のIndian Gasohol Ltd(IGL)は向こう3~4年間にビハール州に1万3557クロー(US$30.60億)を投じ、エタノールを製造する計画だ。
ビジネス・スタンダードが1月9日報じたところによると、DhampurやRajshree等の製糖会社はビハール州における投資計画を延期しているが、IGLの投資計画は、Nitish Kumar首席大臣が就任して以来、単一のものとしては最大規模を誇る。州政府は5日の閣議で同プロジェクト申請を承認した。州政府筋によると、IGLはサトウキビから年間合計540万トンのエタノールを製造可能な蒸留施設を10カ所に設ける。各施設は1日2万5000トンのサトウキビを処理できる。エタノールはこれまでは通常製糖工場の副産物の糖蜜から製造されたが、IGLはサトウキビ・ジュースを製造せず、直接エタノールを製造する。プロジェクトは年内に着手される。
Buxar/Rohtas/Aurangabad/Gaya/Araria/Katihar/Bhagalpur/Nalandaの各県に設けられる工場はエタノールの他、サトウキビの絞りかすを燃料に2000MW(メガワット)の電力を生産、内1450MWをビハール州の電力網に供給する。
IGLはトン当たり1250ルピーでサトウキビを農民から買い取る。プロジェクトは直接5万人、間接的に20万人分の就業機会を創出する。IGLはまた同州の農民1万8000人に訓練を施し、1エーカー当たりのサトウキビ収量を現在の30~40トンから50トンに拡大する。農民には太陽電池を動力源とする灌漑用ポンプセットも提供すると言う。
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