【コルカタ】国営海運会社Shipping Corporation of India (SCI)は、Hyper Galexサービスに加わり、インドと西アジア(West Asia Gulf)間のコンテナ海上輸送に始めて参入した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月10日伝えたところによると、パートナーはEmirates ShippingとTS Line。2006年11月にスタートしたHyper Galexサービスには各3100-TEU(20ﾌｨｰﾄ･ｺﾝﾃﾅ換算単位)のコンテナ船6隻が用いられ、この内4隻はEmirates Shippingの持ち船で、残りの2隻はSCIとTS Lineがそれぞれ1隻づつ所有している。同サービスはインドと西アジア間をリンクする以外に、中国と東南アジアもカバーしている。インドでは取り分け東部地区の茶輸出業者が恩恵を受ける。SCIの同サービス参入は決していい時期とは言えないが、茶業界筋によると、向こう数年西アジア向けの茶輸出は拡大が見込まれると言う。