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2007-02-09 ArtNo.39054
◆DuPont、ハイデラバードにナレッジ・センター設置
【ハイデラバード】米国の総合化学企業DuPontは100クロー(US$0.22億)を投じてアンドラプラデシュ州Hyderabadに研究開発(R&D)センター『DuPont Knowledge Center』を設置する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月3日報じたところによると、DuPontはハイデラバードのICICI Knowledge Parkと長期リース覚書を交わしており、15エーカーの敷地に自前のＲ＆Ｄ施設を設ける。3月に起工し、2008年初めに本格稼動する。
新Ｒ＆Ｄセンターには300人以上のスタッフが配置され、インドおよび周辺諸国におけるDuPontの事業を研究開発面で支援する。
新センターにおける研究活動は化学と材料科学の伝統的な強みに生物学を加えた『統合科学』に重点が置かれ、当初は分子生物学、バイオインフォマティクス、ポリマー合成に照準が合わされる。
DuPontはこれまでに上海、宇都宮、新竹(台湾)、ヴッパータール(独)、メイラン(ｽｲｽ)にＲ＆Ｄセンターを設けており、新施設は米国以外では6カ所目。ハイデラバード・センターの初代所長を務めるHomi Bhedwar氏はこれまで本社のDuPont Electronic & Communication Technologies部門で研究開発の指導的役割を務めて来た。
DuPontのUma Chowdhry上級副社長(CSO/CTO兼務)は新センターはさまざまな分野のアプリケーション開発の他、創薬研究にも力を入れるとしており、DuPont IndiaのBalvinder Singh Kalsi社長は「インドの科学人材を梃子に顧客と株主の利益を図りたい」と語った。
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