SEAnews 2007-03-02 ArtNo.39136

【チェンナイ】タミールナド州政府は、Mahindra & Mahindra(M&M)／Renault／日産が合弁で同州Oragadamに設ける自動車製造工場に隣接した200エーカーの土地に自動車コンポーネント専用の工業団地を設ける方針を決めた。
ザ・ヒンドゥーが2月27日報じたところによると、タミールナド州政府のSakthikanta Das工業部次長は26日、M&Mが主催した3社の合弁工場建設計画に関する記者会見の席上、以上の消息を明らかにした。それによると自動車コンポーネント専用団地はOragadamから15～20キロの土地に設けられる。
3社合弁の自動車プロジェクトはタミールナド州の国内総生産(GDP)に約1万8000クロー(US$40.63億)の粗付加価値をもたらす。自動車とコンポーネントの1：2の比率からすれば、納入業者や支援サービス部門の投資が別に1万クロー(US$22.57億)ほど流入するものと見られる。このため3社合弁事業は同州の自動車部品産業の成長に弾みをつける見通しだ。この他、プロジェクトは間接的に4万人の就業機会を創出するものと見られると言う。