SEAnews 2007-03-14 ArtNo.39196

【ムンバイ】Venus Remedies Ltd(VRL)がヒマチャルプラデシュ州Baddiに100クロー(US$2257万)を投じて設けた専用プラントではカルバペネム(carbapenem)と凍結乾燥抗癌剤注射薬の試験生産が既に進められており、4月の第1週から商業生産が開始される。
エコノミック・タイムズが3月12日伝えたところによると、VRLはこのほどボンベイ証券取引所に以上の報告を行った。それによると、カルバペネム製剤と凍結乾燥抗癌剤の製造が開始されたことにより、VRLの海外市場進出計画が加速される見通しだ。
Baddiプロジェクトは4期に分けて進められており、今回完成した2プラントは第2期分。今年末までに4期分全てが完成し、注射薬製造施設8ユニットとハイテク研究開発(R&D)施設が設けられる。第1期分の2プラントは2005年10月に完成し、抗生物質セファロスポリン(cephalosporin)と腫瘍治療注射剤が製造されている。
ハリヤナ州Panchkulaの第1工場も、国際基準を満たしたインド初のガラス注入式製造施設に改修された。同工場では主に輸出市場向けのハイエンドな注射薬が製造されると言う。