【チェンナイ】タミールナド州Coimbatore県の製造業／インフラ／情報技術(IT)領域に対する産業投資は向こう数年間に1万5000クロー(US$33.86億)に達するものと見られる。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月16日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)コインバトール地区新会長に就任したK Thangaraj氏は15日の就任式の席上、以上の見通しを語った。それによると、既に82件総額7352クロー(US$16.6億)のプロジェクトが進められている。
これらにはインフラ、繊維、自動車部品、工学領域のプロジェクトが含まれ、一部のものは既に着工、完成間近なものもあれば、一部のものはまだ着工されていない。地元企業によるプロジェクト、外国企業によるプロジェクト、内外資合弁プロジェクト等様々である。
地方産業は規模／売上げ／国際化等の面で新たな成長段階に進み、経済ブームや自由化の最大の恩恵を享受すべきである。CIIは付加価値活動や支援サービスを通じ、中国、ラテン・アメリカ、台湾、南部アフリカ等のビジネス機会を開拓するための新措置やプログラムを紹介する。
新規投資の流入に伴い新たに10万人の労働力が必要とされるが、既に熟練労働者の不足に直面する業界は、労働力を確保するための戦略を必要としている。このためCIIは地域の教育・訓練機関と密接な連携態勢をとると言う。