NNNNNNNNNNNNNNNN
回光返照 SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
Let's turn the light inwards, illuminate the Self.
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
About Us Your Comment
2007-03-21 ArtNo.39226
◆Essar/Vodafone、Hutchison Essaの共同経営で合意
【ニューデリー】Ruia一族に率いられるEssarグループと英国Vodafoneはインド第4位の携帯電話会社Hutchison Essarを共同経営することで合意した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが3月15/16日報じたところによると、香港Hutchison Telecom International Ltd (HTIL)から111億米ドルでHutchison Essarの株式の52%を取得したVodafoneとEssarの首脳は過去数日間に、共同経営をめぐる問題を協議、最終合意にこぎつけた。
Hutchison EssarはVodafone Essarに社名を変更し、Vodafoneブランドで商品とサービスを提供していく。Vodafoneが最大株主になるが、EssarのRavi Ruia副会長がVodafone Essar取締役会会長に、VodafoneのArun Sarin最高経営責任者(CEO)が同副会長に、それぞれ就任する。Hutchison Essarの経営陣は現職にとどまり、少数株主のAsim Ghosh氏がVodafone EssarのCEOを務める。
Essarは3~4年後にその持分33%を50億米ドルでVodafoneに譲渡するか、10億~50億米ドル相当のVodafone Essar株を適正市場価格でVodafoneに譲渡するオプションを認められた。
また、HTILとEssarの対立の一因でもあった株式買取優先権に関しては、少数株主のGhosh氏とAnaljit Singh氏が持分の売却を望んだ場合、Vodafoneは両氏の持分を買い取る優先権をもつ。VodafoneとEssarのどちらか一方が持分の売却を望んだ場合には、もう一方が買取優先権をもつ。さらに、企業の買収・合併、投資、資金調達、新規事業などの決定に際してRuia一族は拒否権を認められた。
市場アナリストは両社の提携について、Essar側が会長に就き、持分相応の権利をもつ一方、経営権はVodafone側が掌握するものと見ている。
Sarin氏は「今回の合意は現地パートナーに重要な地位を与えるVodafoneの伝統に沿ったもの」とするとともに、「Vodafoneの単一ブランドを採用する前に、しばらくVodafone-Hutchの2社ブランドで営業する」と語った。
他方、HTILは、Vodafoneとの取引にRuia一族が協力姿勢を示したことを評価し、Ruia一族に4億1500万米ドルの『和解金』を支払う。
111億米ドルのHutchison Essar権益取引が2月に発表されて以来続いていたEssar、Vodafone、HTIL間の確執はEssarとVodafone、VodafoneとHTILとの協議が妥結したことで、ようやく終止符が打たれた。
HTILの声明によれば、Essarは和解契約に基づき、株式譲渡を完了させるあらゆる妥当な措置をとり、取引を妨げたり、遅延させるいかなる行為も行わないことを認めた。これに対して、HTILはVodafoneへの株式譲渡の完了時にEssarに3億7350万米ドル、一定条件を満たした後にさらに4150万米ドル、合計4億1500万米ドルを支払うことを認めた。
EssarはHTILとVodafoneとの交渉に対して当初、株式買取優先権を行使すると主張、これに対して、HITLはDelhiとMumbaiの高裁に手続き停止を申請していた。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.