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2007-03-23 ArtNo.39233
◆インド造船業活況、US$200億産業に成長も
【ムンバイ】国営を含むインドの造船所10社は国内と海外からの受注にうれしい悲鳴をあげている。このペースが続けば、インドの造船業は2020年までに200億米ドル産業に成長する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月20日報じたところによると、民間部門のABGが8億4400万米ドル、Pipavavが7億4000万米ドル、Bharathi Shipyardsが5億9000万米ドルを、それぞれ受注、受注量で上位を占めている。これに対して国営のCochin ShipyardとHindustan Shipyardは、それぞれ3億6200万米ドルと3億1400万米ドルを受注した。造船10社の合計受注額は約37億米ドルで、うち海外からの受注額が27億7800万米ドルに達している。受注船舶総数は223隻で、このうち152隻は海外から受注したものである。
民間の受注総額26億8600万米ドルのうち海外受注は22億8400万米ドルで、民間造船会社の海外依存が際だっている。国営造船所については受注総額10億1100万米ドルのうち国内受注が5億1700万米ドルと過半を占めている。
こうした状況は2002年以降倍増した世界的な受注状況を反映しており、2000年まで長年にわたり1億dwt(重量トン)を下回っていた世界の受注量は2006年までに2億2000万dwtに拡大した。
金融機関やプライベートエクイティ会社も造船業のこうした成長に注目しており、例えば、ICICI Venturesは最近、タミールナド州ChennaiのTebma造船所に多額の投資を行った。同造船所はインド唯一の海洋補給船建造メーカーで、ICICI Venturesの投資を梃子に大規模な事業拡張を計画している。
しかしI-Maritime ConsultancyのRamesh Singhal取締役は、「世界の造船業の受注が減速したなら、設備過剰になる危険もある」と指摘する。同氏によると、インドの造船会社は現在機械部品を輸入し、これらをインドで組み立てているが、造船量の増加にともない、世界のメーカーが現地に補助施設を設け、インドの造船会社が船舶とその部品を輸出するようになることも予想されると言う。
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