SEAnews 2007-03-23 ArtNo.39237

【バンガロール】米国シカゴ拠点の電力安全機器メーカー、Tripp Liteはアンドラプラデシュ州Hyderabad拠点の電気機器業者Rajdeep Energies Pvt Ltd (REPL)を全国ディストリビュータに指名し、インド市場に再進出を果たした。
ビジネス・スタンダードとデカン・ヘラルドが3月21日報じたところによると、このほどインド市場に無停電電源装置(UPS:uninterrupted power supply)／回線コンディショナ／超小型インバータ等を紹介したTripp Liteは、第1段階として主要5都市における再販業者を指名するとともに、中小都市における携帯製品小売り販売業者との提携も計画している。Tripp LiteのVipin Sharma副社長によると、同社は17年前に初めてインドに進出したが、撤退を余儀なくされた。しかし市場開放時代を経過した今、状況はは当時と大きく異なっている。インドのUPS市場規模は1500クロー(US$3.39億)と見積もられ、年率30％の成長を遂げている。インバータ市場規模は1600クロー(US$3.61億)前後で、年率35％の成長を見ている。同社は数年内に10％のシェアを占めることを目指していると言う。