SEAnews 2007-03-26 ArtNo.39245

【ハイデラバード】米国拠点の指導的電子ワークフロー・サービス会社Thomson Corporationは、アンドラプラデシュ州Hyderabad市内iLab Centreに700シートの新施設を設け、業務を拡張する。
ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが3月23日伝えたところによると、新センターは科学研究と金融サービスに照準を合わせる。Thomson CorporationのRobert D Daleo副社長兼財務主任(CFO)によると、科学者を含む専門職約500人をインドで新規雇用する。内250人がハイデラバードに勤務する。既に600シートの第2施設を準備しており、既存施設の100人と合わせると、ハイデラバードのスタッフは700人に達する。ハイデラバードのグローバル・デリバリー・センター(GDC)には2009年までに1000人が就業することになる。Hyderabad GDCの多機能シェアド・サービス・センターは、金融やヘルスケアを含む多様な領域に関わる業務を手掛けており、ハイデラバードは同社のインド・ビジネスの第2の拠点になる。
世界的に薬品研究やその他の科学調査が益々活発化しており、この方面のビジネス機会は今後急速に拡大する見通しだ。2006－07年のグループ売上げは70億米ドルと、前年比8％の成長を見たと言う。