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2007-04-09 ArtNo.39292
◆Vedanta Alumina、オリッサ州政府とUS$28億投資覚書
【コルカタ】オリッサ州にアルミナとアルミニウムの製錬所、およびキャプティブ石炭火力発電所を設けることを計画するVedanta Alumina Limited(VAL)は4月5日、オリッサ州政府と関係覚書(MOU)を取り交わした。
ビジネス・スタンダードが4月5日報じたところによると、州政府はVALに対してアルミナの少なくとも50%を州内でアルミニウムに精錬する等、付加価値条項の遵守を求めた。
州政府は2003年6月7日にSterlite Industries Limited(SIL)と同州Lanjigarhに年産100万トンのアルミナ製錬所と100MWの自家発電施設を設けるMoUを交わした。その後、SILは同州Bhurkhamundaに年産25万トンのアルミニウム精錬所と675MWの自家発電施設を設けることを提案、SILはこれらのプロジェクトを実行する子会社VALを設立した。同子会社が親会社から分離・独立したため、今回改めてMoUが取り交わされた。
アルミニウム精錬所と675MW発電所の投資額は8400クロー(US$19億2308万)、アルミナ精錬所の投資額は4000クロー(US$ 9億1575万)と見積もられる。
これらのプロジェクトは1500人の直接雇用と7500人の間接雇用を創出し、毎年およそ600クロー(US$ 1億3736万)の収入を州政府にもたらすものと予想される。
VALのプロジェクト責任者M Siddiqi氏によると、Lanjigarhのアルミナ製錬所はほぼ完成し、設備の試運転をすでに始めており、試験操業を近く開始する。Bhurkhamundaのアルミニウム精錬所の建設用地もすでに確保しており、MoU調印から4年内に完成させる。
VALはNiyamgiri丘陵のボーキサイト鉱山をすでに提供されているが、環境活動家らが地域の動植物相を破壊する恐れがあるとして最高裁に提訴している。Siddiqi氏は、同鉱山の採掘が認められなかった場合、新たな鉱山を州政府に申請するとしているが、代替鉱山は決まっていない。
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