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2007-04-27 ArtNo.39377
◆松下電工、地場電気部品大手Anchorの80%権益買収
【ムンバイ】松下電工は、フランス企業Schneider Electricals SAの追撃を振り切りムンバイに本社を置く地場電気部品大手Anchor Electricals Pvt Ltd(AEPL)の80%権益を現金1751クロー(US$4.17億)で買収した。買収価格はAEPLの昨年の売上げを90%以上上回る。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが4月23/24日伝えたところによると、AEPLは建築用電材(ECM:electrical construction materials)の製造を手掛け国内市場シェアは約60%。松下電工はAEPLの支配権益を手に入れたことにより、急成長する、しかし未組織で断片化したインド電材市場に足場を築くことができる。松下電工はインド建設用電材市場の70%のシェアを握ることができ、アジア市場シェアも30.5%から36%に5.5%ポイント・アップする。
インドの電気スイッチ及びアクセサリー市場規模は2300クロー(US$5.48億)と見積もられるが、松下電工の昨年のインド売上げは25クロー(US$595万)で、同市場の1%強のシェアを占めている。
Anchorの従来のオーナーShah一族は20%の持ち分と取締役会の4議席を維持。松下側は6人の代表を取締役会に送り込み、有井利英氏が会長に就任する。
AnchorのAtul Shah重役(MD)は「松下の研究開発(R&D)及び技術力とAnchorの商標価値及び販売網を結合することにより、製品カテゴリーを拡大できる」と指摘、有井氏は「Anchorへの2000クロー(US$4.76億)の投資は向こう7年間に回収できる。AEPLの2007年3月期年商は920クロー(US$2.19億)だが、2011年までに2倍の1800クローに(US$4.29億)に、また2020-21年までに9000クロー(US$21.43億)に拡大することを目指す」と抱負を語った。有井氏によると、インド売上げは同社の海外売上げの15%を占めるものと見られる。
FMCG(fast-moving consumer goods)ビジネスも手掛けるAnchorグループは、昨年半ばに電気器具ビジネスを売りに出し、当初はSchneiderが買収レースの先頭を走っていたが、途中で撤退した。(SEAnews2007-02-16号:『松下、電気部品会社Anchorの権益取得協議』参照)
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