SEAnews 2007-05-21 ArtNo.39478

【プネー】グローバル情報技術(IT)メジャー、Sun Microsystemsのインド子会社Sun Microsystems Indiaは、Tech Mahindraをシステム統合を担当する戦略パートナーに指名するとともに少なからぬ他のソフトウェアやハードウェア企業とコンソーシアムを組織、インド国内とアジア太平洋地域市場におけるインターネット・テレビジョン(IPTV:Internet Protocol TV)技術の販促に乗り出した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが5月15日報じたところによると、コンソーシアムはテレコム企業やケーブルTV業者にIPTVに関わるワンストップ・サービスを提供する。すでに欧州と米国のテレコム企業各1社とサービス交渉を進めている。
Sun MicrosystemsとTech Mahindra、そしてAdvanced Micro Devices Inc(AMD)はマハラシュトラ州PuneのTech Mahindra施設内にIPTVラブを設け、Digisoft／Envivio／Harmonic／I-Make／Verimatrix ／Mototech等のパートナーのソリューションや Sun自身の『streaming system』等を紹介する。
Sunは今年4月にケーブルTV業者やテレコム業者のためのスケーラブルなビデオ配信プラットフォーム『Sun Streaming system』を発表した。ケーブル／テレコム業者は同システムを通じてビデオ・サービスや個人向けビデオ・ストリーム・サービスを提供できる。
Sun Microsystems IndiaのKP Unnikrishnan取締役によると、同社が他社とこの種のエンド・ツー・エンドの提携を結ぶのは初めてのこと。IPTVラブは、1級、2級、3級サービス・プロバイダー向けにパッケージ化されたエンド・ツー・エンドのIPTVシステムを展示する。OEM(Original Equipment Manufacturer)やISV(Independent Software Vendor)、その他の顧客は『Sun Streaming System』の機能、技術、認証、エンド・ツー・エンド・ソリューションを実地に体験し、テストできると言う。