SEAnews 2007-05-25 ArtNo.39504

【ハイデラバード】Nava Bharat Ventures Ltd(NBVL)はオリッサ州における火力発電プロジェクトに対する投資比率を26％から51％にアップ、発電プロジェクトのキャパシティーも当初の600MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)から1050MWに拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日に報じたところによると、NBVLのD. Ashok重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、オリッサ州Dhenkanal県Meramandaliに設けられる新発電所は各350MWのタービン3基を装備、見積もりコストは4600クロー(US$11.22億)、負債／自己資本比率は80：20。発電した電力の50％は1ユニット2.35ルピーでPower Grid Corporation of India Ltd(PGCIL)に、25％はオリッサ州にそれぞれ供給、残りは公開市場において市価で販売する。用地の目星はついており、政府の認可を待っている。
NBVLは目下約1000MWの発電プロジェクトを手掛けており、今回の決定により手掛ける発電事業キャパシティーは2010年までに1500MWに達する。
NBVLの2007年3月期四半期収益は電力事業、次いで合金鉄事業の強い影響を受けており、売上は前年同期の147.79クローから197.38クロー(US$4814万)に、純益は同9.54クローから43.69クロー(US$1066万)に、それぞれ拡大した。通年の売上げは同475.76クローから603.58クロー(US$1.47億)に、純益は同58.01クローから140.45クロー(US$3426万)に、それぞれ拡大、取締役会は通年で200％の配当を提案した。
オリッサ州における64MW、アンドラプラデシュ州における34MWの発電施設が今会計年度中に完成する予定で、またハイデラバード国際空港付近のMamidipalli村に250エーカーの特別経済区(SEZ)を開発することを計画、20MWの熱電供給事業も準備中と言う。