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2007-06-04 ArtNo.39555
◆ラジャスタン政情は懸念するも不介入堅持:中央政府
【ニューデリー】インド人民党(BJP)が政権を握るラジャスタン州において指定部族(scheduled tribe:主に不可触民)編入を求めるGujjar族(牛飼いカースト)のアジテーションが、Gujjar族とMeena族の衝突に発展する可能性が予想されたにも関わらず、中央政府は不介入の姿勢を貫いた。
インディアン・エクスプレスが6月1/2日報じたところによると、1日にはラジャスタン州東部Dausa県LalsotのMeena族居住地でGujjar族が集会を催したことから両部族が衝突、5人が死亡し、20人が負傷した。これ以前にはやはりダウサ県において暴走したGujjar族に警官隊が発砲、14人が死亡、100人近い負傷者が出たとされる。
中央政府スポークスマンは1日、「中央はラジャスタン州の政情を懸念しているが、収拾つかないような状況に立ち至るのを防ぐ責任は州政府にある」とコメントした。
内務省筋によると、過去2日間に準正規軍29部隊を派遣したが、1日にはさらに2部隊を増派した。正規軍も同州の要所でフラグ・マーチを行っている。中央政府は状況を注意深く見守っており、州当局がこれまでに求めた支援は全て提供している。ラジャスタン州のPratibha Patil知事は先週Shivraj Patil内相と会談、同問題を協議したと言う。
前回の総選挙で州人口の4-7%(228万-399万)を占めるGujjar族を指定部族に編入することを公約に掲げたBJPにとってのジレンマは、既に指定部族のステータスを認められた州人口の12%を占めるMeena族がこれに反対していること。1年後にラジャスタン州の州議会選挙を控えMeena族の支持を失うことを恐れるBJP指導部は「指定部族の編入問題は中央政府の権限に属する」との自己防衛的立場にシフトしつつあるとされる。ちなみにGujjar族のインド総人口に占める比率は2%ほどと言う。
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