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2007-06-08 ArtNo.39570
◆ソニー、LCDテレビジョン・トップの座目指す
【ムンバイ】Sony India Pvt Ltd(SIPL)は韓国のライバルLG及びSamsungに取って代わり、インド液晶表示(LCD)テレビジョン市場トップの座につくことを目指している。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが6月7日報じたところによると、6日、一連の高精細度(HD)デジタル画像機器を御披露目したSIPLのタマガワ・マサル重役(MD)は以上の目標を明らかにするとともに、HD製品の研究開発(R&D)センターをインドに設ける可能性を示唆した。
タマガワ氏によると、ハイエンド製品に照準を合わせ、優れた顧客サービスを提供することにより、LCDテレビジョン市場トップの座を目指す。インドのLCD TV市場は依然極めて小さく、2006年の市場規模は8万ユニットにとどまったが、今年は30万ユニットを突破する見通しだ。ちなみにこの点に関してはLG India幹部も今年は市場規模が3倍に拡大すると予想した。
タマガワ氏によると、SIPLはスクリーン・サイズ32インチ以上のリーダーを目指している。目下BraviaブランドLCD TVの35%は傘下の専門ブランドショップで販売しているが、インド小売市場の変化に伴い組織部門小売チェーンとも交渉を進めていると言う。
しかし昨年7万5000ユニットのフラット・パネル・ディスプレー・ユニットを販売したSamsung幹部も、広告宣伝の強化や店頭陳列方式の改善を通じ、今年はLCD TV市場の50%のシェアを目指すと意気軒昂だ。
LG幹部によると、市場そのものが拡大しているため、全てのプレーヤーが成長する余地が十分存在すると言う。
SIPLはデジタル・カメラ、ハンディカム、ラップトップ等のセグメントに関しても低ボリューム、高価格戦略を通じ、30%の成長を目指している。
この日御披露目した製品にはHDカムコーダと、3種類のサイバー・ショット・デジタル・カメラが含まれていた。HDハンディカム・ビデオ・カメラの価格は5万9000~6万9000ルピー、サイバー・ショット・デジタル・カメラのそれは2万5000~3万ルピー。
SIPLはこれらの製品のマーケッティングに50万米ドルを投じ、今年内にデジタル・カメラ30万ユニットの販売を目指すとしている。現在全国に250のSony World店を展開する同社は年内に50店を増設する。この他、同社は全国に7000店以上のチャンネル・パートナーを有する。
SIPLはこうした製品を引き続き日本から輸入する計画だが、近い将来R&Dセンターを設けることを検討している。姉妹会社のSony Ericssonも一部のR&D活動をインドにシフトする計画だ。ソニーは世界各地の市場に隣接してデザイン・センターやR&Dセンターを設け、これらのセンター間で技術移転を行う戦略を採用していると言う。
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