SEAnews 2007-06-18 ArtNo.39625

【ハイデラバード】記憶媒体製造会社Moser Baer India Ltd(MBIL)は、太陽光電池(solar photovoltaic cell)製造施設をアンドラプラデシュ州HyderabadのFab City内に設ける可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが6月13日報じたところによると、MBILのDeepak Puri会長兼MDは最近同州のYS Rajasekhara Reddy首席大臣と会見し、上記計画への支持を求めた。MBILはFab City内の約75エーカーの土地を取得し、向こう1年間に約2000クロー(US$4.88億)を投資、2007年末までに80MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の製造施設を設ける計画だ。アンドラプラデシュ州政府のB Sam Bob工業部次長によると、州政府はMBILにビジネス・プランを提出するよう求めた。MBILは半導体ファブのインフラ開発を手掛けるFab City SPVへの参画にも関心を寄せている。MBILはデベロッパーとして機能するため、会社規則に修正を加えた。再生可能エネルギー事業に進出を果たしたMBILは、次のステップとして上流・下流部門を包含する特別経済区(SEZ)の開発に進出することを準備していると言う。