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2007-07-02 ArtNo.39692
◆Tata Steel、タミールナド州政府とチタン鉱採掘覚書
【チェンナイ】Tata Steel Ltd(TSL)は28日、タミールナド州政府と、同州Tirunelveli県及びTuticorin県の砂地で、チタン鉱を採掘し、チタニウムを抽出するプロジェクトの覚書を取り交わした。投資額は2500クロー(US$6.10億)。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが6月28/29日報じたところによると、タミールナド州政府は1万~1万2000エーカーの土地を同プロジェクトのために確保することを約束した。
TSLのB. Muthuraman重役(MD)と州政府工業部のShaktikanta Das次長が覚書調印後語ったところによると、チタン鉱は地下4~5mまでの地表に存在する。鉱物を採取した後、土砂は元に戻されるため、環境は良好に保たれる。
プロジェクトは金紅石(rutile)と二酸化チタン(titanium dioxide)の生産や付加価値顔料に加工するための、チタン鉱(ilmenite)の採掘とチタンの採取から成り、TSLは水脱塩プラントや発電施設も建設する。プロジェクトは向こう6年間に段階的に進められ、影響を受ける地域住民に対する技術訓練、社会開発、廃坑の再埋め立て、商業作物の栽培等を含む総合事業として進められる。このため干魃に陥りやすいTirunelveli/Tuticorin両県の産業振興に役立ち、直接1000人、間接に3000人の雇用が創出される。また農業関連の1万人分以上の就業機会も提供される。
TSLは全インド・アンナ・ドラビダ進歩同盟(AIADMK)前政権時代の2002年にタミールナド州政府と技術・経済的事業化調査を進める最初の覚書を取り交わした。TSLはパートナーの協力も得て事業化調査を完了したが、主に用地の買収がネックになりその後プロジェクトはほどんど進捗を見なかった。現州政府はプロジェクトに必要な全ての支援を提供し、土地の確保も保証した。
TSLのウェブサイトによると、同社は中央政府の関係認可を取得することを条件にTirunelveli/Tuticorin両県の80平方キロの探査ライセンスを州政府から取得している。プロジェクトは2008年半ばの稼働が目指され、当初年間50万トンのチタン鉱を採掘、採掘量はその後100万トンに拡大される。また年産10万トンの二酸化チタン製造施設が設けられる。インドは年間6万~7万トンの二酸化チタンを輸入しており、国内生産は行っていない。
TSLは州政府や技術提供者、その他の希望者に、プロジェクトへの出資を認める用意があると言う。
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