SEAnews 2007-07-30 ArtNo.39798

【ニューデリー】コンピュータ・メーカー、Lenovo Group Ltd(LGL)は向こう5年間に1100万米ドルを投じヒマチャルプラデシュ州Baddiにインドにおける2番目の工場を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが7月27／28日伝えたところによると、新工場は今会計年度第3四半期に稼働、350人を雇用し、デスクトップＰＣとノートブックＰＣを年間200万台製造する能力を備える。LGLはこれによりサプライチェーンを最適化し、競争力を増強できる。LGL国際製造部門のJeff Gallinat副社長によると、インド市場は戦略的重要性を備えている。Baddi工場を設けることにより、インド国内市場全体の需要に応じることが可能になり、コスト削減、顧客サービス／ロジスティクス／アフターセール・サービス等の改善に役立つ。
LGLがポンディシェリーに設けた既存工場には280人が勤務、100万台の年産能力を有する。
LGLはメキシコにも2000万米ドルを投じて年産500万台の新工場を設ける。こちらは2008年第2もしくは第3四半期に稼働する予定だ。中欧と東欧でも工場建設地を物色しており、近く同様の発表を行う予定と言う。