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2007-08-31 ArtNo.39948
◆鉱業リース権未更新問題がSAILの拡張計画に陰影
【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)の鉄鉱山リース権は過去10年間に大部分の期限が切れたが、関係州政府はリース権の更新を認めていない。こうした不透明な状況がSAILの野心的な拡張計画の前途に陰影を投じている。
エコノミック・タイムズが8月29日報じたところによると、SAILは2500クロー(US$6.19億)を投じて鉄鉱石の年産量を現在の1700万トンから2011-12年までに2950万トンに拡大する計画だ。これは溶銑(hot metal)の年産量を2300万トンに拡大する計画の一環を成している。
SAILのG Ojha取締役(材料部/企画部担当)によると、同社はチャッティースガル州、オリッサ州、ジャールカンド州に25鉱山を有するが大部分の鉱業リース権は期限が切れ、暫定的に延長が認められているに過ぎない。一部のものは過去10年間にわたりこうした状況にあり、州政府はリース権の更新を認めていない。このため鉄鉱生産拡張の長期計画が立てられない。ジャールカンド州では傘下の11の鉄鉱山のうち10鉱山のリース期限が切れている。内Chiriaの2鉱山についてはジャールカンド州政府との間で法廷訴訟が起こされている。SAILは1800クロー(US$4.46億)を投じてChiriaにおける鉄鉱石の年産量を700万トンに拡張する計画だ。この他、Kiriburu鉱山は450万トンから500万トンに、Meghahatuburu鉱山は430万トンから500万トンに、Bolani鉱山は420万トンから800万トンに、Barsua鉱山は210万トンから300万トンに、Gua鉱山は240万トンから400万トンに、Kalta鉱山は90万トンから160万トンに、それぞれ拡張が目指されていると言う。
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