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2007-08-31 ArtNo.39950
◆バイク・メーカー戦略再構築
【ムンバイ】売上げの下降とマージンの縮小に直面するBajaj Auto Ltd(BAL)/Hero Honda Motors Ltd(HHML)/TVS Motors Company Ltd(TVSMC)等の地場二輪車メーカーは戦略に見直しを加え、体勢の立て直しを図っている。
ビジネス・スタンダードが8月27日伝えたところによると、BALは燃費が100cc並みの125ccバイクExceedを、同クラスのバイクを遙かに下回る価格で発売する計画で、その売れ行きに期待を寄せている。BALのRajiv Bajaj重役(MD)が「我が社の未来はExceedにかかっている」と述べていることからも、その期待のほどが窺える。
BALはフランスのカー・メーカーRenaultと四輪乗用車市場に進出、二輪車依存の軽減を図る方針も決めている。外国自動車メーカーが地元の二輪車メーカーと手を組むのは初めてのこと。しかし同計画は2011年までに実行に移されため、当面の不況乗り切りには役に立たない。
現時点ではExceedに奇跡を起こしてもらう他ない。BALは月間5万台の販売を期待しているが、これは同社の総売上げ台数の40%以上に相当する。Exceedの製造コストは100ccバイクPlatinaとほぼ同じだが、販売価格はPlatinaを6000~7000ルピー上回る。このためマージンの改善も期待できる。同社は低マージンの100ccセグメントから徐々に撤収する方針だ。
これに対してHHMLは引き続き100ccセグメントにとどまる方針で、同社の売上げの大きな部分が同セグメントにより占められている。HHMLはこの種のエコノミー・バイクを梃子に農村市場に一層深く浸透、より多くの自転車ユーザーの自動二輪車へのアップゲレードを促すため、アグレッシブな販促キャンペーンを準備している。HHMLは新モデル発売計画の詳細を明らかにしていないが、消息筋によると既存モデルをアップグレードし、1000~1500ルピー値上げする一方、150cc以上のモデルをより多く投入、100ccプラスのエコノミー・モデルも追加する見通しだ。在庫水準と生産水準は良好なレベルに維持されているとしているHHMLは、ウタラーカンド州Haridwarに年産150万台の新工場を設ける計画を1年繰り延べる方針を決めている。この他、間もなく到来する祝祭日シーズンに向け、特別金融パッケージも準備している。
HHMLのAnil Dua副社長によると、Splendour NXG、モデル・チェンジしたPleasure、Passion Plus、Super Splendourを含む一連の新製品は何れも良好な売れ行きを見せていると言う。
南部を拠点にするTVSMCは2008年3月末までに様々なカテゴリーの9つの新モデルを発売、ボリューム販売の拡大を目指すとともに自動三輪車市場にも進出し、二輪車依存を軽減する計画だ。新モデルには、ボリューム販売の実現を目指す100ccのエントリー・セグメント、125ccカテゴリーのエグゼクティブ・バイク、スクータレット、電動スクーター、2ストロークと4ストロークの三輪車が含まれる。三輪車の販売については初年度に1万台を販売、売上げ70クロー(US$1734万)を実現する計画だ。TVSMCはまた140人のスタッフを擁する研究開発(R&D)部門を組織し、150cc以上のハイエンド・バイクの開発に本腰を入れる構えだ。ハイマージンを実現するハイエンド・バイク・セグメントは二輪車市場全体に比べ急速な成長を遂げている。同社はこの他、輸出拡大に力を入れ、低迷する国内販売を補完する計画と言う。
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