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2007-09-17 ArtNo.40007
◆シャープ、インド太陽電池市場の20%のシェア獲得目指す
【ニューデリー】シャープが完全出資するSharp Business Systems India Ltd(SBSIL)は、ソーラ・ビジネスに進出、2010年までに600クロー(US$1.49億)に達すると見られるインド国内市場の20%以上のシェア獲得を目指す。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月12日報じたところによると、SBSILのSunil Sinha重役(MD)はこのほど記者会見し以上の計画を明らかにした。それによるとインドのソーラ・ビジネス市場は現在400~500クロー(US$9911万-1.24億)と見積もられ、3年後には600クローに達するものと見られる。SBSILは3年内に100クロー(US$2478万)の売上げ達成を目指すが、社内のターゲットは一層高く設定している。インド国内の需要が急増し、政府の政策的支援も得られるなら、製造施設をインドに設ける可能性も否定しない。
SBSILはマルチメディア製品、FAX機、電子レジスター、液晶表示装置(LCD)、電卓等の販売を手掛けている。
シャープは、単結晶・多結晶シリコン・モジュールを提供するとともに、薄膜シリコン太陽電池等、新技術に照準を合わせており、農村向け小規模照明システム、鉄道/通信用パワーパック、法人/灯台/人工衛星用大型プラントを含む様々なソリューションを一括して提供できる。最近、日本国内に年間710MW(メガワット)の製造能力を有する太陽電池工場を建設したシャープのソーラ・ビジネス世界売上げは13億米ドルにのぼると言う。
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