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2007-10-15 ArtNo.40144
◆8月の工業生産指数伸び率10.7%に回復
【ニューデリー】インドの8月の工業生産指数(IIP:index of industrial production)の伸び率は10.7%と、昨年同月の10.28%を上回った。IIP成長率は7月に7.1%に鈍化し、景気の冷却が懸念されていた。因みに7月の伸び率(暫定予測)も、7.5%に上方修正された。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが10月12/13日伝えたところによると、IIP成長率は今会計年度に入って以来、4月に11.32%、5月に10.59%、6月に9.04%、7月に7.51%と、鈍化の一途を辿っていたが、製造業、取り分け資本財部門の好調や鉱業部門の予想外の急成長に支えられ、目覚ましい復調を見た。
中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)が12日発表した暫定統計数字によれば、今年8月のIIP各部門の伸び率は、製造業10.40%(11.9%)、電力9.2%(4.1%)、鉱業17.10%(1.7%)と、製造業が僅かに昨年同期の伸び(括弧内の数字、以下同様)を下回ったのを除き、電力部門と鉱業部門の伸びは何れも昨年同期を上回った。ちなみに、鉱業はIIPの10.47%の比重を占め、中でも石炭と原油が大きな部分(7.39%)を占めている。
製造業の中では、業界の旺盛な投資需要を反映し、資本財部門が30%(16.6%)の目覚ましい成長を遂げたが、高金利に伴う消費者の購買意欲減退に祟られ、消費財部門は0.5%、耐久消費財部門も6.2%(19%)の伸びにとどまった。しかし基本財部門は13.3%(4.8%)、中間財部門は12.3%(8.7%)と、何れも昨年同期の伸びを上回る二桁成長を遂げた。
全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中、8月には15業種がプラス成長を記録した。特に木材・木製品部門が62.2%と最高の伸びをマーク。以下、いわゆるその他の製造業部門21.8%、基礎金属合金部門19.1%と続く。しかし金属製品及び部品(機械/設備を除く)部門は-2.6%、衣料品を含む繊維部門は-2.1%と不振だった。
業況の復調が8月に顕著になったものの、年初5ヶ月(2007/4-8)のIIP成長率は9.8%と、昨年同期の11%を下回った。年初5ヶ月の各部門の伸びは製造業10.3%(12.2%)、電力8.3%(5.7%)、鉱業5.4%(3%)と、IIPの80%以上の比重を占める製造業の伸びは昨年同期を下回った。しかし残りの2部門の伸びは昨年同期を上回った。
用途に基づく分類(use-based classification)によれば、年初5ヶ月には資本財部門が21.3%(19.5%)、基本財部門が10%(8.3%)、中間財部門が9.3%(10.4%)、消費財部門が6.2%(11.4%)、耐久消費財部門が2.3%(16.1%)の伸びを見た。
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