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2007-10-19 ArtNo.40167
◆GAIL/RCF、オリッサ州に合弁で肥料工場建設
【ニューデリー】国営ガス供給会社GAIL India Ltdと国営肥料会社Rashtriya Chemicals and Fertilisers Ltd(RCF)は、2400クロー(US$5.95億)を投じオリッサ州に石炭ガス化施設と肥料(アンモニア/尿素)製造工場を設ける。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月17/18日報じたところによると、GAILのUD Choubey会長兼MDは17日催された取締役会で第2四半期の業績に検討を加えた後、記者会見し、以上の計画を明らかにした。
それによると、GAILは近くRCFと共同でオリッサ州Talcherにおける表層の石炭をガス化する計画に着手する。取締役会はGAILとRCFの合弁覚書を承認した。GAILは同覚書の下、商業的石炭ガス化計画の技術経済調査を、RCFは生産された石炭ガスを利用するための技術経済調査を、それぞれ手掛ける。GAILは合成ガスの生産とマーケッティングに照準を合わせる。プロジェクトでは7.76mmscmd(million metric standard cubic metres a day)のガス製造が目指され、これにより日量3000トンのアンモニアが製造できる。新工場は日量2940トンの尿素生産能力を備え、5000トンの石炭を必要とする。GAILはCoal India Ltd(CIL)に炭坑の割当を申請した。合弁パートナー間の投資比率は、RCFの事業化調査完了後詰める。
GAILはまたBaroda Municipal Corporation(BMC)と、Barodaの一般家庭にガスを供給する合弁プロジェクトに関わる覚書を交換した。同プロジェクトにGAILは26%、BMCは24%、それぞれ出資、残りの50%は金融機関が引き受ける見通しだ。この種の都市ガス・プロジェクトの投資額は一般に450~500クロー(US$1.11億-1.24億)と見積もられる。GAILは既にDelhiとMumbaiにおいて同様のプロジェクトに参画している。
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