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1995-11-22 ArtNo.4019
◆<馬>MAS経営改善努力奏功、依然難題も
【クアラルンプル】マレーシア航空(MAS)の業績は、タジュディン・ラムリ会長が経営権を掌握後導入したコスト削減/効率改善措置やコード・シェアリングを通じた他社との戦略提携が奏功し、顕著な改善を見たが、依然として難題を抱えている。
MASは9月末締め半期決算で昨年同期比43%増の1億3900万Mドルの純益を計上、営業利益は48.2%増の1億5000万Mドルと、昨年通年の1億4810万Mドルを上回った。また投資及びその他の収入項目は、主に航空機のリースにより64.3%増の8719万Mドルを記録、総収入は18.8%増の27億5000万Mドルに達した。
しかし3月末現在の純負債は65億Mドルに達し、これに伴う利子支払いが45.5%増の2億960万Mドルを記録、また減価償却も23.5%増の4億2870万Mドルに達した。これらの支出はMASの利益を蝕む2大要因で、このため同社の税引き前マージンは僅か5%に下降している。仮にこれほど多額な負債が存在せぬならMASはシンガポール航空(SIA)やキャセイ・パシフィック並みの10%の税引き前マージンを享受できたはずである。しかしながらMASは向こう3年間に新航空機の購入費40億Mドルを含め、更に55億Mドルの資本支出を予定している。これらの資金を一体どのように工面するかについて、タジュディン氏は「目下検討中」とだけ語り、詳細を明らかにしなかった。しかし選択の道はそれほど多くなく、最善の策は株主から新資金を調達することと見られるが、タジュディン氏は当面株主資金の新規調達は考えていないと語っている。(BT:11/18,21)
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