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2007-11-14 ArtNo.40279
◆国営石油会社IOC、Haldiaに石化コンプレックス計画
【コルカタ】Indian Oil Corporation(IOC)はハリヤナ州Panipat、オリッサ州Paradipに続き、西ベンガル州Haldiaに第3の、とは言ってもかなり小規模な石油化学コンプレックスを設けることを計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月13日消息筋の言として伝えたところによると、IOCは既存製油所内に高純度テレフタル酸(PTA)の原料になるparazyleneの製造施設を設ける。コストや製造能力等の詳細は未定だが、関係工事は2012年に着手され、製品は隣接する三菱化学(MCC)のPTA製造子会社MCC PTA India Corporation Pvt Ltdに供給される。
parazylene製造施設の設置計画と、同製油所内に350クロー(US$8800万)を投じて熱分解装置(Delayed Coker Unit)を設ける計画は、Haldia Petrochemicals Ltd(HPL)に供給可能なナフサの量を減少させるものと見られる。
熱分解装置の設置計画は製油所に隣接した86エーカーの用地が確保され次第実行に移される。海運省は、閉鎖されたHindustan Fertiliser Corporation (HFC)工場に付属する用地をIOCのプロジェクトに割り当てることを既に認めており、間もなく実際に引き渡される。
熱分解装置はブラックオイル(black oil:潤滑油精製後の暗色の石油で、ディーゼル油、ナフサ、ガスオイルなどを含む)のほぼ50%を石油コークスに転換、蒸留装置の利益率を現在の65%から70%以上に引き上げる。
IOCは熱分解装置の導入で減少したナフサの一部をparazyleneの製造に用い、残りをHPLに供給するものと見られる。
Haldia製油所の年間原油処理能力は、1600クロー(US$4.02億)の水素化分解装置プロジェクトが来年実行されると、現在の600万トンから750万トンに拡大する。
Paradip港の一点係留(SPM:Single Point Mooring)施設及び、同港とHaldia間の原油パイプラインが完成するのに伴い、2007年12月にスタートする会計年度には、IOCのボトム・ライン改善が見込まれる。同プロジェクトのコストは合計1178クロー(US$2.96億)で、Paradip/Haldia間のパイプラインは既に完成している。しかしSPMと陸地を結ぶ海底パイプラインの工事はなお続けられていると言う。
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