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1995-02-06　ArtNo.403

【クアラルンプル】マレーシア中央銀行は3日、1カ月ものクアラルンプル銀行同業間出し手金利(KLIBOR)を20ベイシス・ポイント上回る5.5％で市場から資金を借り入れ、高金利政策への移行を示唆した。
1カ月ものＫＬＩＢＯＲは先週月曜には5.30％だったが、中央銀行の同措置後、5.55～5.60％のレベルにアップした。ディーラー筋は、先週水曜に米国連邦準備銀行が公定歩合及び準備率を5.25％と6％に各0.5％ポイント・アップ、香港、英国、シンガポール、インドネシアがこれに追随したことから、マレーシア中央銀行の動きは予想されたこととしている。同措置は銀行同業間金利を押し上げ、中期、長期的に基準貸出金利の上昇を誘導する見通しだが、米国金利の上昇を上回る金利上昇が生じることはないと見られている。(NST:4/2)

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