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2007-11-26 ArtNo.40336
◆カルフール、2009年にキャッシュ&キャリー店展開
【ニューデリー】フランスを拠点にする世界第二の小売企業Carrefourは2009年にインドに進出、先ずNew Delhi/マハラシュトラ州Mumbai/カルナタカ州Bangalore/タミールナド州Chennai等のメトロ(人口100万以上の都市)郊外に完全出資のキャッシュ&キャリー卸売り店舗を設けるとともに、フランチャイズ方式の小売チェーンも展開する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが11月21/22日伝えたところによれば、カルフールのインド・プロジェクトを担当するGerard Freiszmuth重役(GM)とCarrefour Group IndiaのHerve Clec'h重役(MD)はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると、カルフールは潜在パートナー3社と、フランチャイズ方式の小売店舗を設ける交渉を進めている。これら3社とはコングロマリット/小売業者/金融機関各1社。
キャッシュ&キャリー事業を担当するCarrefour WC&C India Pvt Ltdと、小売ビジネスを担当するCarrefour India Master Franchise Company Pvt Ltdを設立、ニューデリーにそれぞれオフィスを設け、既に50人のスタッフを擁する。同スタッフは数ヶ月以内に100人以上に増員される。
フランチャイズ・ストアとキャッシュ&キャリー店舗のサイズは3万2000~8万6000平方フィート。1店舗当たりの不動産コストは500万~1000万米ドルと見積もられる。これらは皆カルフールが負担、全てのストアはカルフール・ブランドを用いる。小売ビジネスはdirect-to-consumer方式を採用するが、ライバルのWal-Martと異なり独自のロジスティクス網は構築せず、他社に委ねる。キャッシュ&キャリー店舗はカルフールが完全所有することが認められており、最前線の営業を引き受けるパートナーを物色している。
Freiszmuth氏は過去2年インドに滞在し、市場調査を行うとともに、潜在パートナーを物色して来た。同氏によると、全ての品目にプライベート・ラベルを導入、最低価格と利鞘の維持を図る。商品の90%近くはインド国内で調達、高品質な生鮮食品を提供するため農作物の委託栽培方式を採用することも検討している。カルフールは既に世界市場向けにインドで年間4億5000万米ドルの商品を調達、同調達額は毎年15%の成長を見ている。これらの商品には衣料や履き物が含まれる。
インド小売市場に占める組織部門のシェアは5%に満たないため、Reliance Retail/Wal-Mart/Bharti Retail等のライバルの脅威はさして感じない。しかし組織部門のシェアが80%に達するなら、今日活躍している多くのプレーヤーが淘汰されるものと見られる。
現在カルフールのインド・チームは15人で大部分がフランス人の専門家だが、インド人管理職を雇用する準備を進めている。インドにおける営業を開始するまでに同チームは100人に増員され、人事やマーケッティング担当の主任はインド人になる見通しと言う。
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