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2007-12-12 ArtNo.40390
◆クウェート石油公社、インドに合弁で製油/石化施設計画
【ニューデリー】クウェート石油公社(KPC:Kuwait Petroleum Corporation)はインドに大規模な製油/石油化学コンプレックスを建設、所有する計画で、合弁候補のReliance Industries Ltd (RIL)、国営石油会社Indian OilCorporation Ltd (IOC)などとトップ会談を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが12月7日報じたところによると、KPCのSaad Al-Shuwaib最高経営責任者(CEO)は12月6日、Murli Deora石油相と会談を行った後、記者団に「インドに施設を持ちたい」、「Relianceか他の企業と仕事をしたい」等と語った。KPCは既存製油所への資本参加は考えておらず、現地企業と合弁で製油/石化コンプレックスを建設、クウェート産原油を原料として供給する計画だ。
KPC首脳は5日にRIL、6日にIOCの経営陣と会談を行った。製油所は日量15万~40万バレル、石化工場は年産80万~100万トンの規模になるもようだ。KPCはIOCが提案したタミールナド州Ennoreの日量30万バレルの製油所に関心を示したようだ。
クウェートは現在、年間契約で日量25万バレルの原油をインドに輸出している。自社の製油/石化コンプレックスをインドに所有し、自国産原油を供給することで、インド向け原油輸出を拡大する考えだ。KPCは製油所と石化工場の製品を輸出する計画で、Al-Shuwaib氏はインドの製油能力の過剰は問題ないとしている。ちなみにインドの製油能力は1億4980万トン、石油製品の国内需要は1億1984万トン。
2社以上との合弁はあるかとの質問に同氏は、「1社と組みたい。特殊な状況下では2社もありうる」と語った。
KPCのAbdullatif A. Al-Houti重役(国際マーケティング担当MD)によると、KPCは製油所と石化工場を統合したコンプレックスのみに関心があり、IOCのオリッサ州Paradip製油所プロジェクト(当初計画15万バレル/日)は対象外と見て来たが、同プロジェクトに石化工場が追加され、処理能力も倍増されたため、検討することにしたと言う。
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