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2008-01-14 ArtNo.40466
◆RIL/ HPCL、エタノール製造計画見直しも
【ニューデリー】インド政府は先月28日、『1966年サトウキビ統制令(Sugarcane Control Order, 1966)』に修正を加え、「製糖工場にのみサトウキビからエタノールを製造することを認める」と通達した。最近ビハール州政府が経営する製糖工場を買収し、エタノールの製造に乗り出したReliance Industries Ltd(RIL)やHindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)は、同通達により計画の見直しを強いられそうだ。
ビジネス・スタンダードが1月9日報じたところによると、石油精製会社は、汚染防止規則(Pollution control rules)の下、ディーゼル油とガソリンに5%のエタノールを混ぜることを義務づけられている。RILとHPCLは自前のエタノール製造施設を手に入れる狙いから、ビハール州営製糖工場の競売に参加、前者は1工場、後者は3工場を落札した。しかし、サトウキビからエタノールを製造するには、不採算な砂糖の製造も継続せねばならないことになった。
政府の通達は、エタノール製造能力を拡張するため、膨大な投資を行ったBajaj Hindusthan/Renuka Sugars/Balrampur Chini/Triveni Engineering等の既存製糖会社には恩恵を及ぼすものと見られる。砂糖価格は過去1年間に30%下降、サトウキビの豊作で2008年も値下がりが続く見通しだ。これに対してエタノールの価格は政府により1リッター21.50ルピーに固定されている。このためエタノールの製造を拡大することは固定収入の拡大につながる。
インド政府は2007年10月にガソリンに5%のエタノールを混ぜることを義務づけ、2008年10月から同比率を10%に引き上げる方針だ。混入率が5%なら年間6億リッターのエタノールが必要とされ、10%ならその2倍に需要が拡大する。
インド製糖業者協会(ISMA:Indian Sugar Mills Association)によると、国内の年間蒸留能力は37億リッターで、内15億8700万リッターがエタノール、残りはアルコールと酒精(Rectified spirit)で占められている。
エタノールの需要が拡大すれば、製糖会社は供給過剰の砂糖の製造を減らして、エタノールの製造を拡大できる。シュガー・ジュースから直接砂糖を製造している工場は、砂糖の製造を1トン減らせば、エタノールの生産量を600リッター拡大できると言う。
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