SEAnews 2008-01-23 ArtNo.40503

【ムンバイ】金属・鉱山会社Vedanta Resources Plc(VRP)は、事業の拡張を加速する狙いから、基礎金属と鉄鉱石の生産能力拡張や商業用発電所の建設に125億米ドルを投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月17日報じたところによると、VRPのAnil Aggarwal会長は年次ビジネス・パートナーシップ・サミットの会場で記者に以上の計画を語った。それによると、アルミニウム、銅、亜鉛、鉛等の基礎金属の年産能力を、各品目100万トンに引き上げ、また鉄鉱石の年産能力は2000万トンに引き上げる。加えて向こう数年間に約1万MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の商業発電施設を設ける。グループ傘下のSterlite Energyは数ヶ月内に公開公募(IPO)を通じ、資金を調達する。
VRPはチャッティースガル州に州政府の支援も得てアルミニウム・テクノロジー・パークを設けることを検討している。
この日の会議の会場で、プラスター・ボード製造施設を設ける覚書が交換されたが、今後金属の製造や鉱山活の過程で生じる廃棄物の再利用に関わる同様の覚書に調印する計画だ。
この日の会議には、Sterlite Industries (India) Ltd／Hindustan Zinc Ltd／Sesa Goa Ltd／Vedanta Aluminum Ltd／Madras Aluminium Co Ltd／Sterlite Energy Ltd／Konkola Copper Mines and Bharat Aluminium Co Ltd等のグループ企業の他、納入業者1400社の代表が出席した。