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2008-02-04 ArtNo.40562
◆Tata Chemicals、米国General Chemicals買収
【ムンバイ】Tata Chemicals Ltd (TCL)は米国拠点のGeneral Chemicals Industrial Products Inc (GCIP)の100%権益を10億5000万米ドルで買収、世界第2のソーダ灰メーカーになった。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが2月1日報じたところによると、売り手はプライベート・ヘッジ・ファンドのHarbinger Capital Partners。LazardとStandard Chartered BankがTCLの金融顧問を務めた。取引は株主や当局の認証を得る必要があり、これらの手続きが完了するまでになお2ヶ月を要する見通しだ。
GCIPは負債がなく、2007年の年商は4億米ドル、ソーダ灰の年間製造能力は250万トン。これに対してTCLの年産能力は290万トン。両者を合わせると世界のソーダ灰製造能力の14%を占め、TCLは米国FMC Chemicalsに次ぐ、世界第2のソーダ灰製造会社になる。ソーダ灰の50%以上は合成品ではなく自然製品。ソーダ灰はガラスや洗剤の他、幅広い化学品の製造に用いられる。
TCLは2005年12月に英国拠点Brunner Mond Groupの63%権益を508クロー(US$1.29億)で買収、2006年に残余権益も290クロー(US$7371万)で買い取った。これによりTCLのソーダ灰製造能力は290万トンに達し、世界全体の製造能力の8%のシェアを占めた。
TCLのHomi R Khusrokhan重役(MD)によると、ルピーの対米ドル相場が上昇している今、米国資産を買収するのは時宜を得ている。ソーダ灰の製造はTCLの中核ビジネスで、今回の買収により低コストなソーダ灰製造施設を手に入れることができる。また北米、ラテン・アメリカ、極東市場へのアクセスも容易になると言う。
しかし今回の買収報道がなされた後、ボンベイ証券取引所(BSE)におけるTCLの株価は7.27%下降した。
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