SEAnews 2008-02-27 ArtNo.40649

【バンガロール】オリックス株式会社は西ベンガル州Kolkata拠点のMaithanグループが手がける600クロー(US$1.52億)の鉄鋼プロジェクトに2000万米ドル出資した。
ビジネス・スタンダードが2月26日報じたところによると、Maithanは傘下のMaithan Ispat Ltd(MIL)を通じオリッサ州Bhubaneswar近郊Jajpur県Duburiに年産40万トンの構造用鋼(structural steel)及びＨ形鋼(heavy section)の製造施設を設ける。
MaithanグループのBasant Kumar Agarwal会長は以上の消息を確認した。Maithanグループは合金鉄／耐火材／海綿鉄／スチール等に関わる事業を手がけ、年商1000クロー(US$2.54億)。ジャールカンド州、西ベンガル州、メガラヤ州の5カ所に製造施設を設けている。
同社筋によると、構造用鋼の製造は既に開始されており、Ｈ形鋼の製造は3月にスタートする。2004年にオリッサ州政府と取り交わした覚書の下、キャプティブ鉱山からの鉄鉱石の供給が確保されている。国内の石油・ガス／製造／インフラ／不動産業界の強い需要が望める他、海外からの需要も期待できると言う。