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2008-03-31 ArtNo.40792
◆US$59億Vedanta大学設立計画四面楚歌
【ブーバネスワル】Agarwal Foundationが2万4000クロー(US$59.18億)を投じてオリッサ州Puri県に建設を計画するVedanta Universityに対する大規模な反対運動が準備されており、州議会では国民会議派に率いられる野党陣営がオリッサ州政府に関係覚書の取り消しを求めている。
インディアン・エクスプレスが3月20/24日報じたところによると、『Jagannath Sevayat Sammelani』に率いられる3組織が来月一連の抗議活動を準備している。アンチVedanta大学キャンペーンのリーダー、Uma Bhallav Rath氏によると、4月5日にPuri住民の大衆集会が催される。『Vedanta Virodhi Sangharsa Samiti』、『Bhu-sampati Surakhya Parisad』、『Sevayat Sammelani』の3組織は共同で、Puri市民に4月12日から14日の間一斉休業(Bandh)するよう呼びかけている。
オリッサ州議会では、野党陣営が24日、「州政府は計画の実行が疑わしいにも関わらずVedantaに過度な便宜を提供している」と非難、関係覚書の取り消しを求めた。国民会議派リーダーのNarsingha Mishra議員によると、州政府は基金が公開有限会社を設立する以前に用地の買収を開始したが、これは州の土地買収法に違反している。また大学建設地から半径5キロの地域における建設活動を制限した州政府の通達は非民主的である。基金が州政府と取り交わした覚書には計画実行を義務づける規定が存在せず、このためVedantaはいつでも計画を放棄できると言う。
しかし州政府のManmohan Samal歳入部長は、計画が途中で放棄される可能性を否定、Sameer Dey教育部長は、「国際水準の大学は州内の学生に高等教育を受ける機会を提供するのみならず、州の人材開発と経済発展に寄与する」と計画を弁護するとともに、州民の権利を擁護する必要な措置をとることを約束した。同氏によると基金は州政府に8000エーカーの用地を求めたが、州政府は6000エーカーの提供を認めたと言う。
州議会は20日も、同問題を巡る与野党の論戦が紛糾したことから議長は、正常な審議を回復するため3度休会を宣言した。
Dey教育部長の答弁によると、州政府は2006年に当該基金と関係覚書を取り交わし、Puri-Konark marine driveの6252エーカーの土地を同プロジェクトに割り当てた。学生の収容定員は10万人で、教員2万人とその他の職員4万人が勤務する。
国民会議派のJayadev Jena/Nalini Mohanty両議員及びその他の野党議員は、プロジェクトは州にも、Puri県にも何ら恩恵を及ぼさず、またPuri-Jaganath寺院の敷地を同プロジェクトに当てることは認められないと主張した。野党リーダーのJB Patnaik議員によると、基金は1万エーカーの土地の割当を要求しており、これは全く非合理な要求と言う。
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