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2008-04-09 ArtNo.40830
◆コークス用炭輸入コスト200%アップ
【コルカタ】鉄鋼メーカーは、今後、原料コストの50%を占めるコークス用炭を輸入する際、トン当たり98米ドル(4000ルピー)のこれまでの契約価格を200%(8000ルピー)上回る1万2000ルピー支払わねばならない。
ビジネス・スタンダードが4月8日伝えたところによると、韓国の鉄鋼メーカーPoscoは最近オーストラリアの炭鉱会社と、これまでの契約価格を205~210%上回る価格でコークス用炭の購入契約を結んだ。同契約は4月1日に発効したが、ルピーに換算するとトン当たり1万2000ルピーになる。インドは国内で消費するコークス用炭の大きな部分を主にオーストラリアから輸入している。
例えば国営鉄鋼会社Rashtriya Ispat Nigam Ltd(RINL)は必要とするコークス用炭を全量オーストラリアから輸入している。同社のC G Patel取締役によると、前回の契約価格はトン当たり94-98米ドルだった。しかし新規契約価格は8000ルピーほど上乗せされる見通しだ。加えて輸送コストもトン当たり25~35米ドル上昇している。これを加えると上乗せ額は9000ルピーに達すると言う。
そればかりではない。原料コストの35~40%を占める鉄鉱石も値上がりしている。RINLは自前の鉱山を全く保持していないが、もう1社の国営企業Steel Authority of India (SAIL)は、必要とするコークス用炭の35%と、鉄鉱石の100%を傘下の鉱山から調達している。
民間のTata Steelは鉄鉱石の20%とコークス用炭の15%を、JSW Steelは鉄鉱石の30%とコークス用炭の100%を、自前の鉱山から調達している。またEssar SteelはMinnesota Steelの買収を通じ、14万トンの埋蔵量を有する炭坑を手に入れたものの、同炭坑はまだ商業生産を行っていない。Ispat IndustriesはRINL同様自前の炭坑を持たない。
業界筋は、インプット・コストの上昇が続き、鉄鋼製品の相応な値上げが認められないなら、鉄鋼メーカーは生産を縮小する他ないと指摘する。RINLのPatel取締役は、「最近の価格引き下げは、これまでのものについてで、将来の値下げや価格維持の保証は何も行っていない」と指摘した。
ちなみにインドのコークス用炭確認埋蔵量はおよそ46億トンで、毎年約750万トンを生産していると言う。
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