【ニューデリー】インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)は、DTH(direct-to-home)／ケーブル・ネットワーク／テレポートハブ／HITS(Headend In The Sky:多くの番組をあらかじめケーブル伝送に適した形式で多重化し、衛星を使用して配信する方式)／携帯TVサービス等の業界に対する外国直接投資(FDI)上限を、テレコム部門同様74％に引き上げるよう提案した。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月27日報じたところによると、現在、DTH／ケーブル・ネットワーク／テレポートハブのFDI上限は49％で、HITSと携帯TV事業に対するFDI規則は存在しない。TRAIはまたFMラジオのFDI上限を20％から49％に、国内でアップリンクされるニュース・チャンネルのそれを26％から49％に、それぞれ引き上げるよう提案した。これによりこれらの業界は事業拡張資金の調達が容易になる。TRAIは情報放送省の求めに応じて以上の意見書を提出した。