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2008-05-28 ArtNo.41046
◆Vedanta、日欧印潜在パートナーと500万トン製鉄事業協議
【カライクディ】Vedanta Resources Plc(VRP)は、7000~8000クロー(US$16.39億-18.73億)を投じ、オリッサ州Keonjhar県に年産500万トンの鉄鋼プラントを設ける計画に関して、目下欧州、日本、インドの潜在パートナーと合弁交渉を進めている。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが5月26日報じたところによると、VRPのAnil Agarwal会長は25日、P. Chidambaram蔵相を招いて催されたタミールナド州Madurai近郊Karaikudiにおける年産1万3000トン、総コスト100クロー(US$2342万)のフッ化アルミニウム工場起工式の席上、以上の消息を語った。Sterlite Industries Ltd(SIL)とMaya Rasayan Ltdがタミールナド州Chennai南方550キロのKaraikudiで進める同フッ化アルミニウム合弁事業の製品は、グループ傘下のアルミニウム精錬施設に供給される。
Agarwal氏によると、グループが1年ほど前に支配権益を手に入れたSesa Goaは、目下交渉中の欧州、日本、インドの潜在パートナーの1社を技術パートナーとして下流部門に進出、自前の鉄鉱石を原料に製鉄事業に乗り出す準備を進めている。3ヶ月以内にパートナーを決める計画で、支配権益を与える用意もある。Sesa Goaの鉄鉱石年産量も間もなく2500万トンに拡大する。
Sesa Goaは海運事業も手がけているが、グループはSesa Goaこの方面の経験とノーハウを生かして、造船、ロジスティクス、港湾開発事業に進出することも計画。Sesa Goa傘下に海運会社とロジスティクス会社を新設する計画だ。
グループは今後2~3年内に90億米ドルを投じ、銅、亜鉛、アルミニウムの年産能力を各100万トンに拡張し、オリッサ州に2400MW(メガワット)の発電施設を建設する。90億米ドルの内80億米ドルはインド国内に投じられ、残りの10億米ドルはジンバブエにおける年産500万トンの銅精錬施設に投資される。これとは別に8億米ドルを投じ年産140万トンのアルミナ精錬施設を建設。オリッサ州Chattisgarhには1万MWの発電施設を設ける。
また300クロー(US$7026万)を投じ、タミールナド州のMadras Aluminium Company Ltd (MALCO)の年産能力を4万トンから6万5000トンに拡張、25MWの発電施設を設ける。
グループは貴金属市場にもプレゼンスを築きつつある。傘下のHindustan Zinc Ltd(HZL)は副産物として年間110トンの銀を生産している。ラジャスタン州Sindesar Kurd鉱山の亜鉛年産量を30万トンから150万トンに拡張するのに伴い、銀の年産量も数年内に5倍に拡大する。こうした中でドゥバイに金精錬施設を設ける計画も進めている。SILがタミールナド州Tuticorinに設けた銅精錬所の鉱滓から採取したアノード・スライム(anode slime:陽極泥)を原料に、ドゥバイで年間金20トンと銀80トンを製造する計画だ。
グループはオリッサ州とジャールカンド州におけるクロム鉱の採掘権取得も計画している。
グループは昨年、米国預託証券(ADR)を通じ9000クロー(US$21.08億)を調達、手元には別に5000クロー(US$11.71億)の現金準備を有する。上記プロジェクト投資額の60%は借入で賄う。
グループは現在Bharat Alminium Co Ltd(Balco)の51%とHZLの64.9%の権益を保持するが、コール・オプションを行使し、各49%と27%の残余政府持ち分を買い取る計画で、政府の回答を待っている。買い取り額は合計1万クロー(US$23.42億)にのぼる見通しと言う。
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