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2008-05-28 ArtNo.41050
◆M&M、Kinetic Motors支配権益買収検討
【ムンバイ】マハラシュトラ州Mumbai拠点のMahindra and Mahindra (M&M)は専門チームを組織して年間720万台のインド二輪車市場進出の準備を進める一方、マハラシュトラ州Pune拠点の二輪車製造会社Kinetic Motor Company (KMC)の支配権益買収を目指し評価作業を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが5月24/25日報じたところによると、米国拠点のプライベート・エクイティー・ファンドはKMCの支配権益を125クロー(US$2927万)前後と評価している。
KMCの再建には2000万米ドルの新資金が必要とされるが、過去2年間だけでKMCに5000万米ドル前後を投じたFirodia一族は、最早新たな資金を注入する考えはない。Firodia一族は、取締役会にはとどまるにしても、支配権益を売却し、直接的経営から手を引くことを望んでおり、同一族に代わって経営を引き受けてくれるような戦略パートナーを求めている。これによりFirodia一族は他のビジネスに専心できる。
KMCの11.1%のシェアを握る台湾企業Sanyang Industry Company Ltd (SYM)が、当初こうした戦略パートナーを引き受けるものと期待されたが、最近5000万米ドル近くを投じてベトナムに製造施設を設けたばかりのSYMは、現時点では1000万米ドル以上を投資する余力がない。
こうした中でM&Mは、直ちに必要な運転資金を注入し、60クロー(US$1405万)の長期債務の返済を引き受けるとともに、今後発売が予定されるSYMのインドにおける2番目のスクーター・モデルやイタリア企業Italjet SpAの追加モデルのマーケッティング費用を負担し、その他の新モデルの開発費用も拠出することが可能な潜在パートナーと目されている。
KMCがマドヤプラデシュ州Pithampurに設けた二輪車工場は年間25万台の製造能力を有し、必要な際には40万台まで拡張できる。目下のところは年間8万台ほどを製造している。
Kineticグループには、KMCの他、伝動機構(Powertrain)の製造を手がけるKinetic Engineering、モーターやスターターの製造を手がける台湾企業との50:50の合弁会社Jaya Hind Taigene、電装品の製造を手がけるDucatiとの50:50の合弁会社が含まれる。
インド二輪車市場は目下飽和状態の観を呈しているものの、人口の70%を占める農村部には依然として大きな潜在性が見込まれる。M&Mは二輪車ビジネスを、今後急成長が予想される農村市場開拓の武器にする考えと言う。
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