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2008-06-16 ArtNo.41108
◆第一三共、Ranbaxyの支配権益買収
【ニューデリー】インド最大の地場製薬会社Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)のプロモーターSingh一族は、RLLの51~62%の持ち分を34億~46億米ドルで第一三共株式会社に売却することに同意した。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月12日報じたところによると、RLLのMalvinder Singh重役(CEO)は11日記者会見し以上の消息を語った。それによると、第一三共はSingh一族の34.8%の持ち分を、全国証券取引所(NSE:National Stock Exchange)における2008年6月10日の終値を31.4%、過去3ヶ月の平均株価を53.5%上回る1株737ルピー、したがって合計1万クロー/24億米ドルで買い取る。この他、9.4%の株式を優先割当(preferential allotment)を通じ、また最大20%の株を公開買い付けを通じて買収する。仮にこれらの取引を通じた取得株が総発行株式の51%に達しなかった場合は、新株予約権の優先発行を通じてさらに4.9%の株式を取得するオプションが認められた。これにより第一三共はRLLの51~62%の株式を34億~46億米ドルで手に入れることになる。取引は2009年3月末までに完了する。
Malvinder Singh氏は引き続きRLLのCEOと取締役会の議長職を務める。今回のプロモーター持ち分売却は、研究活動を主体とした国際製薬会社を目指すRLLの極めて重要な里程標と言える。RLLは第一三共の独立の後発医薬品子会社として、数年内に日本のトップ後発医薬品会社になる。
RLLはまた4億米ドルの外貨建て転換社債を含む負債を一掃した上、インド/日本/その他の地域で後発医薬品会社を買収するおよそ3000クロー(US$7.03億)の軍資金を手に入れることができると言う。
第一三共の庄田隆代表取締役社長によると、世界21カ国にプレゼンスを築く第一三共は、60カ国以上に展開するRLLのマーケッティング網を傘下に収め、取り分けインドを初めとする急成長市場に強力な足場を築くことができると言う。
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