【バンガロール】ノートブックＰＣ販売の114％の伸びに助けられ、2007－08年のパーソナル・コンピューター(PC)販売台数は734万台をマーク、前年比16％の成長を遂げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが7月9日、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)の発表を引用し伝えたところによると、ノートブックPCの販売台数は180万台を突破、PC販売全体に占めるシェアは4年前の僅か3％から4分の1に拡大した。デスクトップＰＣの販売台数は前年比1％増の552万2000台を記録、サーバーの販売台数は同35％増の12万2000台だった。価格ベースではノートブックPCの販売は90％の伸びを記録したが、デスクトップＰＣのそれは2％の落ち込みを見た。
2008－09年のPC販売も16％の伸びを維持、850万台に達する見通しだ。内訳はデスクトップが横ばいの550万台、ノートPCが65％増の300万台と見積もられる。
2007－08年の多国籍ブランド・デスクトップの販売台数は16％成長、デスクトップ市場全体に占めるシェアは前年の39％から45％に拡大した。これに対して地元ブランドの販売台数は4％減少、シェアも前年の23％から22％に縮小した。アセンブル及び無名ブランドＰＣのシェアも前年の38％から33％に後退した。
ＰＣ家庭市場の伸びは150％で市場シェア44％、ＰＣビジネス市場の伸びは93％で市場シェアは56％だった。大企業向け販売は予想を下回ったが、テレコム、銀行／金融サービス、教育、BPO(business process outsourcing)／情報技術対応サービス(ITES)、中央・地方政府の電子政府イニシアチブ、中小企業、家庭向け販売が成長を牽引した。
地域別では西部と南部におけるPC販売の伸びが各39％を記録、それぞれ31％と27％のシェアを占めた。東部の伸び率は10％で、シェアは17％、北部における販売は13％の落ち込みを見、シェアは25％だった。ノートブックPCの4分の3はトップ・メトロ以外の地域で販売された。
アクティブなインターネット契約者は2008年3月時点で720万人と、前年同期の600万人を120万人上回った。これにより、インターネット・ユーザーは5200万人に達した。トップ22都市のインターネット普及率はビジネスが46％、家庭が21％だった。