SEAnews 2008-08-04 ArtNo.41281

【ニューデリー】インドの首都デリーは、開幕を800日後に控えた英連邦競技会に向け、少なくとも6万5000クロー(US$152.22億)を投じ、都市の景観を新装一新する。
ビジネス・スタンダードが7月28日伝えたところによると、様々な部門を通じて支出される費用の総額を見積もるのは困難だが、デリー政府は控えめに見ても6万5000クローと予想しており、その半ばが新発電所の建設に投じられる。この他の主要な支出項目には地下鉄1万7000クロー(US$39.81億)、立体交差6500クロー(US$15.22億)、新バス・システム1518クロー(US$3.56億)、水供給1000クロー(US$2.34億)が含まれる。
一方、Commonwealth Games Federation (CGF)傘下のゲーム組織委員会は、ゲーム主催コストを1600クロー(US$3.75億)と見積もっており、同費用はチケット、広告、放送権等の販売を通じて賄う。当初は黒字を見込んでいたが、現在は収支はほぼトントンと見ている。ゲーム組織委員会のSuresh Kalmadi主任によると、同氏は2020年のオリンピック招致も目指していると言う。