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2008-08-20 ArtNo.41340
◆自動車部品産業成長率2分の1に鈍化
【ムンバイ】インド自動車部品産業は今会計年度12~13%の成長を遂げるものと予想されていたが、金利上昇や燃料高騰で、自動車そのものの需要が減退したため、実際の成長率はその半ばの6~8%にとどまる見通しだ。
ビジネス・スタンダードが8月18日伝えたところによると、自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturers' Association)のSanjay Labroo会頭はこのほど以上の見通しを語った。それによると中央銀行が7月29日に短期貸出金利の指標とされるレポレート(repurchase rate)を8.5%から過去7年来最高の9%に引き上げ、支払い準備率(cash reserve ratio)も8.75%から9%に引き上げたことから、State Bank of IndiaやICICI Bankを初めとする銀行も相次いで貸出金利を上方修正した。インプット・コストの上昇も自動車部品業界に深刻な打撃を与えた。
Tata Motors等の商用車メーカーは、20%の生産削減計画を既に発表しており、国内販売の低迷でディーラー・レベルの在庫拡大に直面する乗用車メーカーも同様の措置をとっても驚くに当たらない。こうした不振はトラクター販売にも波及する恐れがある。
Wheels IndiaのSrivats Ram重役(MD補)によると、部品メーカーはこれまでインプット・コストの上昇を部分的に吸収して来たが、製造マージンは今年第1四半期(2008/4-6)に300~400ポイント下降しており、販売量が拡大せぬ状況の下、インプット・コストの上昇をメーカーが吸収するのは最早困難と言う。
Setco Automotive社は輸出市場とアフター・セール市場の開拓を通じ、乗り切りを図っている。同社のHarish Sheth会長兼MDは、リプレースメント市場はOEM(original equipment manufacturer)市場の7~8倍の規模を有すると語る。
景気に陰りが生じ、運輸業界が事業拡張や新車への買い換え計画を見合わせる中、自動車や部品メーカーが直ちに、国内販売を輸出に転換するのは難しい。とは言えここ数年海外企業の買収を通じ、海外に足場を築いて来たものは、こうした海外子会社を通じ輸出市場の開拓に拍車をかけている。
しかし悪材料ばかりと言う訳ではない。景気後退に伴いグローバルOEMはアウトーシングに拍車をかけている。シートガラス・メーカー、Asahi India Glass重役(MD/CEO)も務めるLabroo氏によると、同社は昨年38億米ドルを輸出したと言う。また景気後退で物価高騰に沈静の兆しが生じるなら、インプット・コスト上昇圧力も軽減するものと自動車部品業界は期待している。
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