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2008-09-17 ArtNo.41451
◆インド昇給率、来年もアジア太平洋地域最高水準に
【ニューデリー】持続的な高い経済成長とインフレの高進を背景に、インドの2009年度昇給率はアジア太平洋地域最高レベルの16%に達する見通しだ。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズは9月13日、香港の人材コンサルタント会社HR Business Solutions (HRBS)の最新報告を引用し、以上の見通しを伝えた。『HRBS 2009年度昇給見通し』は、国内総生産(GDP)成長率/インフレ/失業率/労働需要/過去の昇給動向をベースにしている。インド経済の成長鈍化が伝えられているものの、2008年には依然として中国に次ぐ域内最高水準の7~8%の成長が見込まれる。加えて12%を超える域内第4位のインフレ率により、労働者の賃上げ要求が強まる見通しだ。サービス/製造/建設/小売り部門の急成長が続く中、労働需要は依然旺盛で、技術労働者の供給不足が深刻化している。
アジア地域の2008年の経済成長は、2007年に比べ鈍化するものと予想され、インフレもアジア太平洋地域全体を通じて過去最高レベルに達している。アジアの多くの国における労働需要は高水準を保っており、一部の国では失業率も依然高い。にも関わらず、インド、中国、ベトナム等の国では技術労働者不足が深刻化している。
インド以外では、スリランカの2009年の昇給率が約17%に達する見通しだ。同国の場合、インフレ率も16%以上と、ベトナムに次いでいる。この他の国の予想昇給率は、中国11%、ベトナム12.4%、インドネシア12.7%で、パキスタンとバングラデシュも11%前後の昇給率が予想されている。
ちなみに別の人材コンサルタント会社Mercerはこれ以前に、インドでは向こう3年間14%を超える昇給率が維持され、アジア太平洋地域で2011年まで二桁昇給が維持されるのは、インド、ベトナム、インドネシアの3国のみと予想した。
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