【ハイデラバード】アラブ首長国連邦(UAE)の一員、Ras Al Khaimah政府は、アンドラプラデシュ州の州都Hyderabad郊外に50億米ドルを投じ『Hyderabad Economic City (HEC)』と称する様々な金融施設と保健サービス施設を備えた総合都市を開発する。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月16日、アンドラプラデシュ州首席大臣オフィスの発表を引用し伝えたところによると、ラス・アル・ハイマ投資局とアンドラプラデシュ州政府は15日関係覚書を取り交わした。当該投資局は約2000エーカーの土地を求めたが、州政府はハイデラバード都市開発局(HUDA:Hyderabad Urban Development Authority)／Sultanpur県住宅局／Medak県住宅局が保有する合計700エーカーの土地をオファーした。
金融ハブには銀行／保険会社／資産管理会社のバック・オフィス、金融サービス・コーポレート・センター、金融商品市場、資本市場、取引施設、ITサービス／BPO(business processing operations)施設、情報技術(IT)パーク、プラグ＆プレー・インテリジェント・ビルディング等が設けられる。
ヘルス・シティーには病院、医大、臨床試験／投薬システム／幹細胞研究／後発医薬品関連研究施設等が設けられる。
ラス・アル・ハイマは、UAE加盟7首長国の1つで、タミールナド州Coimbatore／同州Chennai／ケララ州Kumarakom／タミールナド州Hosur／ケララ州Kochi等に総合的な衛星都市を開発している。